Combonitos(コンボニートス)2007/03/13 23:55:13

Combonitos


今日は、渋谷のセルリアンタワー内にあるライブハウス「JZ Brat」に都筑章浩氏率いるチャランガ・バンド「コンボニートス」のライブを聴きに行った。

チャランガは、キューバ音楽の一スタイルで、フルートやバイオリンをフィーチャーした編成の楽団で、一般的にはチャチャチャやダンソンなどをよく演奏しているのを耳にします。

コンボニートスは、五人編成<都筑章浩(cga)、森村 献(p)、美座良彦(timbales)、佐野 聡(tb/fl/harmonica)、渋谷和利(b)>のチャランガ・コンボです。

今回初めてライブを観ましたが、万人受けする選曲をこのメンバらしい独自のアレンジで聴かせるステージで中々愉しめました。ラテンジャズバンドにありがちなコテコテ系の選曲とは異なる趣向で、あまりこの手の音楽を知らない友人/知人を気軽に誘えるステージだと思います。
あと、MCが適度にくだけていてコチラも愉しめます。

今日は、ホワイトデーイブとかで、バラの花を貰いましたが、バーカウンターに置き忘れてきてしまいました。スイマセン。

ASIAN SOUL(東京 三軒茶屋)2007/03/16 23:52:36

ASIAN SOUL


今日は、珍しく昼食レポートです。何故か関西在住のグルメギャング智久氏から紹介されたお店です。要するにカレー屋ですね。カウンターのみ10席程度の小さなお店で外観や内装は、カフェのような作りになっています。メニューは、4種類のカレーとドリンク類のみのシンプルなメニュー構成でオーナーの姿勢が伺えます。初めてなので、メニューの先頭を飾るチキンカレーをオーダー。カレーは種類ごとに小鍋に取り分け温めて出されます。コンロは、五口ありうち一個は、オニオンを炒める専用のコンロのようです。店主らしき男性が独りで切り盛りしているので、出てくるまでそこそこ時間は掛かりますが気になるほどではありません。はじめにサラダが出されサラダを食べているとカレーが出てきました。骨付きのチキンが二本入っています。ヨーグルトに漬け込まれた上に充分煮込まれているので、骨から簡単に身が外れ大変食べ易いです。ルーは、辛過ぎずやさしい味で中々旨い。とりあえず全てのメニューを食べてみてから再度レポートしてみようかと思います。カレーは、辛さが命と仰る方には、明らかに不向きな店だと思いますので悪しからず。

Brasserie Gus(東京 神楽坂)2007/03/17 15:05:06

Brasserie Gus


今日も昨日に引き続きランチです。天気も良かったので、散歩がてらに神楽坂のフランス料理店「ブラッスリー・グー」に行ってみた。予約を入れてまでランチを戴くのはポリシーに反するので、お客さんが一回転した辺りの13:00頃を狙って店に向かったが、既に表に4人並んでいた。「結構お待ち戴かないといけませんけど…」と店の人に言われたが、特に用事もないので待つ事30分、ようやく入店。
前菜は、「サーモンのマリネサラダ」をチョイス。中々のボリュームで、マリネということもありサーモンの脂もしつこくなく意外にサッパリと戴く。メインは、本日のお魚「鯛のポワレ レンズ豆ソース」をチョイス。これは、とてもよい塩梅で非常に旨い。レンズ豆のソースが、よく出来ていて鯛の甘みを引き出しているし、焼いた香ばしい鯛の皮目がいい感じで食感のアクセントになっている。付け合せのマッシュポテトや人参、かぼちゃなども旨い。
ということで、食事だけで満足したので、デザートも食後のコーヒーも戴かず店を後にする。うーん、これで\1,050-は、コストパフォーマンスが高い。いつもランチが、予約で一杯になっているのがわかるな。
今度は、前菜に鶏レバーのパテを戴こう。

Verde Uno(東京 三軒茶屋)2007/03/23 23:40:31

Verde Uno


20日(火)になんとなくカレーが食べたくてASIAN SOULに行ったが臨時休業だった。21日(水)は祝日だったので、22日(木)に再び行ってみたら定休日だった。仕方なく23日(金)三度足を運ぶが、今日も臨時休業。一体どうなっているんだ。ということで、近くをブラブラしていて以前から看板は見たことがあるが入った事が無いPizza Trattoria 「Verde Uno」という店に入ってみた。とりあえず無難にワンプレートのランチを頼んでみた。内容は、トマトベースの牛スジのパスタに鶏ササミの岩塩焼き、サラダ、パン、コーヒー。パスタは、茹で加減もよくトマトソースも普通に旨い。サラダは、幾分乾燥気味。鶏ササミは、塩加減が少しきついが、焼き加減は良い。オリーブと乾燥トマトを煮詰めたようなものが非常にしょっぱかった。でも全体的には大丈夫な感じでした。

しかしどうしたんだろうなカレー屋は…

日本美術が笑う(森美術館)2007/03/24 03:15:56

日本美術が笑う


昨夜久しぶりに夜の遠足「森美術館ナイトツアー」に参加した。今回の展覧会は、「日本美術が笑う」というもので、サブタイトルに「縄文から20世紀初頭まで 若冲、白隠、円空、劉生」とあるように縄文時代の埴輪から岸田劉生に至るまで、様々な笑いを含む作品群が展示されている。今回の解説は、担当キュレーターの広瀬麻美さん。担当キュレーターだけあって作品の解説が的確なのは勿論の事、その内容が非常に面白く美術館内に笑いが起こるという不思議なツアーとなりました。もしかしたら広瀬さんの解説を聞きながらこの展覧会を見ることで、企画の趣旨が完遂されるのかもしれません。また、各作品の展示方法などについての解説は非常に興味深く、舞台を舞台裏から眺めているような感覚に近いものがありました。掛け軸の見方や愉しみ方などの基本的な説明も知らない者からすると大変新鮮でした。「この軸の表装が、あまりに悪趣味だったので変えました。」とか、サラッと言ってのけるところが流石だなぁなどと妙に感心したりしました。

併設されている「笑い展」は、現代美術を中心にすえた作品でコチラは4つのコンセプト毎に展示されていて中でも目を引いたのは、会田誠の「日本に潜伏中のビン・ラディンと名乗る男からのビデオ」と題されたビデオ作品である。茶室のような三畳ほどの畳の部屋に裸電球が1個ぶら下がっていてそこにモニターが置かれ作品が流されている。モニターには、会田誠自身が扮するビン・ラディンと名乗る男が、一升瓶が転がる下宿部屋みたいなところでコタツに入りながらコップ酒をあおり、ひたすらサキイカなどを食べながら日本語で自己紹介したり潜伏の辛さなどを語り、その内容が英語字幕で表示されるというシニカルな作品だ。

で、二つの展覧会を見学してから件のアートバーに流れる。カウンターが、いっぱいだったので、テーブル席に座る。隣には、銀座のアートスペースがある和モノ雑貨店のプロデューサー、向かいには渋谷で現代美術のギャラリーを経営する若きギャラリスト。その隣には、そこで近々作品展をやる予定の作家。と全く仕事関係では出会う機会のない方々ばかりで今夜も愉しく夜はふけていく…