#030 Chairman's Reserve2007/06/16 16:10:21

Chairman's Reserve


品名:Chairman's Reserve
原産国:セントルシア
アルコール度数:40度
容量:700ml
輸入業者:株式会社日本グランド・シャンパーニュ

今日は、朝から快晴です。既に室温は、30℃を超えています。ということで、仕方なく昼間から呑んだくれています。昨日入手した先月発売されたばかりのラテンフルーティスト赤木りえさんのアルバム「Caribbean Flutes」を聴きながらセントルシアのChairman's Reserveを戴いています。プエルトリコ産のものにしようかと思ったけどニューボトルがないので、コイツにしました。このアルバム中々いいです。冒頭からMichel CamiloとのDuoで、名曲Caribeを演ってるし、選曲もバラエティに富んでいて飽きさせません。邦人のアルバムでは、松岡直也さんの「エメラルド」以来の当たりです。

で、ラムの方はどうかというと「若いけど樽を感じさせる」味わいです。量を飲む人には、コストパフォーマンスの高いラムなので良いかと思います。製造は、単式蒸留器で2回蒸留したラムと連続蒸留器で蒸留したラムをオーク樽で熟成させたものをブレンドしてあるそうです。ラムフェスタ2003で金賞を受賞しているようですが、僕向きではないかなぁ…

マルレーネ・デュマス展(東京都現代美術館)2007/06/17 17:46:34

マルレーネ・デュマス展


今日も朝からモーレツに良い天気なので、前から行こうと思っていた東京都現代美術館で開催中の「マルレーネ・デュマス展(http://dumas.jp/)」に自転車でプラプラ出かけた。平均時速15kmくらいの低速走行(いわゆるポタリング)で、比較的車の少ない日曜日の都心をプーラプラ。

丁度お昼頃に到着して昼食もとらずに早速デュマス展に入る。流石ヨーロッパ現代具象絵画の旗手だけあって作品にパワーがあります。その水彩のような淡いタッチの奥に潜む得体の知れない漲る力のようなものを強く感じます。

南アフリカ生まれのボーア人であるデュマスは、1976年からオランダを拠点に創作活動をおこなっているそうです。南アで自身が感じた人種に対する偏見や差別が、ほとんどの作品に人物を描かせている理由の一つではないかと思います。

で、ジックリと一通り観終わって、次に地下の企画展示室で開催中の「トーキョーワンダーウォール公募2007作品展」を観ました。新進気鋭のアーティストらしく若々しい作風のものから燻銀のこなれた感じの作品まで色々とバラエティに富んでいてこれはこれで中々面白かったです。結構好きな感じのが二~三点ありました。

で、最後に常設展を観た訳ですが、丁度岡本太郎のデカイ作品「明日の神話」を展示していました。勿論実物を観るのは初めてですが、流石にデカくて迫力があります。高さが5.5mで、幅が30mですので、展示できる美術館も限られるのではないかと思います。全体を見渡せるように作品と反対側の壁際に1.5mくらいの高さの階段状の表彰台のようなものまで設置されていました。

小夏2007/06/20 21:37:39

小夏


先日徳島で久々に戴いた小夏が旨かったので早速取り寄せた。
「ニューサマーオレンジ」というのが本名らしいのだが、高知では小夏、宮崎では日向夏などと呼ばれているようです。

200年近く前に宮崎で偶発的に実生した柑橘類で、柚子が交配しているようで皮の香りが非常にいいです。

りんごみたいに皮をナイフで剥いて切り分けて袋も一緒に食べます。皮と実の間にある白い綿の部分も食べられます。爽やかな甘味で中々旨いです。

皮の香りが良いので、ひとまずラム(http://ron.asablo.jp/blog/2006/12/27/1076241)に漬け込んでます。ある程度漬け上がったらキューバのサント・ドミンゴ産の砂糖を使ってプレサーブでも作ってみるかな…

春秋(東京 三宿)2007/06/22 20:50:14

春秋


昨夜仕事仲間+旧仕事仲間で、世田谷の三宿にある春秋というダイニングに行った。

野菜が結構美味しいらしいという触込みの店だったので行ってみた訳だが、小奇麗なチョッと高めの居酒屋という感じだ。そこそこ美味しいんですが、物凄く旨いという感じでもなく正直コストパフォーマンスはいいとは思いませんでした。おすすめの泉州の水茄子の刺身は、甘くて中々の旨さでした。

手作りプレサーブ完成2007/06/23 21:32:23

手作りプレサーブ


先日勢い余って3kg購入した小夏が少し元気がない。週明けに事務所に持っていこうと思っていたが、ラムに漬け込んでおいた小夏のピールと合わせてプレサーブを作ってみることにした。

小夏を5個ほど崩して実と果汁のみを取り出して、ラムに漬け込んであった小夏ピールを細切りにして合わせる。加えて丁度今日届いた佐藤錦も種を取り少し混ぜてみる。更に加えて半年以上漬け込んであるラムレーズンも入れて一緒に炊いてみる。灰汁を取りつつある程度炊き上がったら、冬青(そよご)の蜂蜜を少し加えて混ぜ合わせ、味見しながら砂糖を投入し煮詰めていく。

ぐつぐつと1時間半煮詰めて完成。

手元にある材料と適当なレシピにもかかわらず、中々良い感じの仕上がりです。粗熱を取り、瓶に入れて冷蔵庫へ。とりあえずパンに塗るかな…