マルレーネ・デュマス展(東京都現代美術館)2007/06/17 17:46:34

マルレーネ・デュマス展


今日も朝からモーレツに良い天気なので、前から行こうと思っていた東京都現代美術館で開催中の「マルレーネ・デュマス展(http://dumas.jp/)」に自転車でプラプラ出かけた。平均時速15kmくらいの低速走行(いわゆるポタリング)で、比較的車の少ない日曜日の都心をプーラプラ。

丁度お昼頃に到着して昼食もとらずに早速デュマス展に入る。流石ヨーロッパ現代具象絵画の旗手だけあって作品にパワーがあります。その水彩のような淡いタッチの奥に潜む得体の知れない漲る力のようなものを強く感じます。

南アフリカ生まれのボーア人であるデュマスは、1976年からオランダを拠点に創作活動をおこなっているそうです。南アで自身が感じた人種に対する偏見や差別が、ほとんどの作品に人物を描かせている理由の一つではないかと思います。

で、ジックリと一通り観終わって、次に地下の企画展示室で開催中の「トーキョーワンダーウォール公募2007作品展」を観ました。新進気鋭のアーティストらしく若々しい作風のものから燻銀のこなれた感じの作品まで色々とバラエティに富んでいてこれはこれで中々面白かったです。結構好きな感じのが二~三点ありました。

で、最後に常設展を観た訳ですが、丁度岡本太郎のデカイ作品「明日の神話」を展示していました。勿論実物を観るのは初めてですが、流石にデカくて迫力があります。高さが5.5mで、幅が30mですので、展示できる美術館も限られるのではないかと思います。全体を見渡せるように作品と反対側の壁際に1.5mくらいの高さの階段状の表彰台のようなものまで設置されていました。

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