千代福(東京 両国)2009/09/05 19:40:26

千代福(東京 両国)


昨日退院後の検査を受けて結果良好であったのでそろそろ身体を動かさないといけないなぁ、などと考えていたところ今朝は快晴。出来上がってから一度しか乗れていない新しい自転車で美術館に行く道すがらチョッと両国に寄り道して千代福に行ってみた。

入店したのが13:00近くで、まだランチの時間帯であったが先日の教訓を踏まえオリジナルメニューを眺めているとお店の人が、「今日は、坂東太郎が入っているので、特丼は坂東太郎です。」との事でしたので、素直に特丼をオーダー。

お店に置いてあった新聞などを眺めて時間を潰しているとデカイ丼が運ばれてきました。

蓋を開けるとイイ照り具合の大き目の坂東太郎がいます。山椒を掛けずにまず一口戴いてみます。締まった感じの脂がしつこさを感じさせないイイうなぎだと思います。そのうなぎを蒸し深めの焼き普通で調理されています。タレは、甘さを抑えた関東風ですが、辛口のタレではありません。ご飯は、粒立ち良く炊けていますが、若干柔らかめのように感じました。

肝吸いの具は、肝、三つ葉、麩、素麺、柚子で、今ひとつコクが足りない感じがしました。

お新香は、らっきょ、奈良漬、大根、胡瓜、しば漬け、茄子、キャベツの七点盛。しかしながら全てしょっぱいです。特に茄子、しょっぱ過ぎ。

ということで、うなぎ以外の部分で今ひとつの感が拭えなかったという少し残念な結果に終わりました。

伊藤公象 WORKS 1974-2009(東京都現代美術館)2009/09/05 20:40:21

伊藤公象 WORKS 1974-2009(東京都現代美術館)


うなぎを戴いたその足で、東京都現代美術館で開催中の「伊藤公象 WORKS 1974-2009」(http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/100/1)に向かう。

しかし、何故だかチケット売り場付近が結構混んでいる。伊藤公象ってこんなに人気あったかな?と、よくよくみるとほとんどの人が、メアリー・ブレア展を観に来ていました。ということで、いつもながらゆっくりジックリ鑑賞する事が出来ました。現代美術は、オーセンティックな展覧会みたいに馬鹿みたいに混むことはまずないので、この点では助かっています。でも、たまに独り言ブツブツ言いながら観てたりする人がいたりしますが…

今回の展覧会は、74年から現在までの主要17作品を一堂に展示してあります。やはり一番見応えがあるのは、1984年発表の「アルミナのエロス(白い固形は…)」。今回大量のピースを焼き加えて作品がバージョンアップされています。あと特に印象に残ったのは「木の肉・土の刃」シリーズです。

静謐とした雰囲気の中に浮かび上がる焼き物。中々いいもんですよ。作品横のベンチに暫く座っていると妙に落ち着きます。

で、ついでに常設展の「夏の遊び場」(http://www.mot-art-museum.jp/collection/index.html)も観て帰路につきました。帰り四ツ谷わかばで、たいやきを買い食い。久しぶりにたいやき戴きました。