RON LIBERTADO

数年振りに訪れたDIALOG IN THE DARK。

内容は、以前とは随分変わってはいたけれど、暗いことに変わりは無い。

視覚が機能しなくなるとそこにいる人のキャラクターや個性を視覚以外の感覚器官から脳が掴み取ろうとして音や触感や匂いの感覚が研ぎ澄まされる。

暗闇のエキスパートである視覚障害者の方曰く、コップに注ぐ水の大まかな温度を注ぐ時の音から判断できるという話を聞き、自分が如何に動物として怠慢に生きているのかということを思い知った。

サーダン・アフィフ 《どくろ》 2008年　ロックウール二重天井、塗料、木、ステンレス鋼球、照明　サイズ可変　国立現代美術基金（FNAC）蔵、パリ　展示風景： ペイ・ドゥ・ラ・ロワール現代芸術振興基金「ひとつ」展、2008年　Photo: Jonathan Boussaert　Courtesy: Galerie Michel Rein, Paris


震災以来行けてなかった森美術館にフレンチ・ウィンドウ展　デュシャン賞にみるフランス現代美術の最前線（http://www.mori.art.museum/contents/french_window/index.html）を観に行った。

気になった作品は、ヴァレリー・ジューヴの朽ち果てた壁面と人物を組み合わせた写真作品、マチュー・メルシエの壁から電気コードが出てる作品、フィリップ・ラメットの不思議な写真作品。

他にも面白い作品が目白押しなので、会期中に数回足を運んでみようと思う。

ベルリンを拠点に活動している田口行弘の作品。

とにかく面白いので、とにかくご覧あれ。
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http://www.youtube.com/watch?v=bWdX12uT4vM&feature=channel_video_title