キューバ その62007/02/02 16:42:17

Nacional


午前中のコンフントの授業が終わり、スーパーに買い物に行こうと思ったが、手持ちが余りに少なかったので、両替しようとホテルの両替所に行ったら日本円からの両替は出来ないとの事。仕方なく近くの銀行迄歩いて行くが、ここの窓口でも日本円からの両替は出来ない。クレジットカードのキャッシングサービスが使えるか試してみたが、どうも回線状態が良くない様でエラーになり使えない。係りの人に聞いても「ダメなら隣のマシンで試して見てくれ」との事だが、隣のマシンもダメ。日本なら文句の一つも言うところだが、ここはキューバ仕方ありません。結局隣のホテルの両替所で日本円から兌換ペソに両替し、スーパーに水などを買いに行く。その後タクシーで旧市街のフリーマーケットに行くが、観光客目当ての土産物が中心でいまいち欲しいものは無し。ひとしきり観終わったので、Hotel Nacionalに行き中庭のテラスで流しのオヤジに一曲唄ってもらいながらお茶。ホテルのロビーでライブのチラシを配っていたので受け取ると今晩のライブ「Estrellas del Buena Vista Social Club」とありAmadito Valdesも出演予定になっている。これは行かねば。その前にHotel Inglaterraの隣のライブハウスで、18:00頃からやるYoruba Andaboのライブをまず観に行く。中々のアフロ具合で、結構好きな感じ。ライブ終了後すぐにBuena Vista Social Clubのライブ会場に移動。始まるまで飲み物なんかを飲みながら待っていると隣の席で、Amadito Valdesがコーラを飲んでいる、流石キューバだ。ライブは、Amadito Valdesの老練なティンバレスも聴け中々良いライブでした。前座のパーカスオヤジが、かなり怪しかったけど…

キューバ その72007/02/02 17:19:19

Havana Club


折角キューバに来たのだからということで、空いた時間に旧市街にあるハバナクラブ博物館に行ってみた。入場料5CUCを払うと係りの人が、何人かひとまとめにしてスペイン語か英語で一緒に廻って説明してくれる。しかしながらラムの製造工程なんて説明を受けなくともある程度知ってるし、入場料を取るほどの大した展示物もなくイマイチの博物館だ。出口付近にあるショップで、ここでしか売っていないハバナクラブのサンクリストバルを購入。通常のハバナクラブと異なりソレラシステムで、12~13年熟成されたものでキューバの首都ハバナの原点となった街「サンクリストバル・デ・ラ・ハバナ」の誕生480周年記念ボトルです。しかし高いよコレ。他の商品と桁一つ違う。これで旨くなかったら承知せんぞ。

PS. ホテルの近くのスーパーで、ハバナクラブの15年を発見。あいにく手持ちが無かったので、翌日お金を握りしめ買いに行ったら売り切れでした。1本しかなかったのね… トホホ、、、 ちなみに15年は、博物館でも売ってませんでした。

キューバ その82007/02/02 18:10:36

Bata & Shekere


今日のライブも二本立てだ。一発目は、Cafe Amor KARABALIであるRumberos de Cubaのライブだ。「ルンベーロス」その名の通り、バリバリのルンバで、非常にパワー溢れる演奏です。観客でかっこよくルンバを踊るおじいを発見。やはりルンバは、おじいがかっこいい。音がチトうるさく聞こえる箱だけどカフェにしてはいい方だと思う。しかしライブの合間にあるなんか変なMCの兄ちゃんが出てきてつまんない客いじりするイベントだけは止めた方がいいのではないかと思う。

ライブ終了後、Asociacion Cultural Yoruba de CubaでおこなわれるObini Bataのライブ会場にタクシーで向かう。このグループは、女性のみで構成されるサンテリア・グループで、ほとんどのメンバーがコンフント出身者のようです。会場に着くとお年寄りの黒人のご夫人と相席になった。しばらくすると先ほどのライブ会場でかっこよくルンバを踊るおじいが登場し握手。なんと相席のご夫人の旦那であった。あの年で、ライブをはしごして踊りまくるあのパワーは一体どこから出てくるのか?恐るべしキューバ、そしてルンバ。肝心のライブは、前半サンテリアで、後半ルンバの構成。初めてライブを見ましたが、バタのアンサンブルといい唄も踊りもとても良くて一気にファンになりました。唯一よくわからなかったのが、サンテリアとルンバの間に出てくる司祭のような格好で説教っぽいMC(?)をするオヤジの存在が、言葉が分からない事もありいまいちよく理解できなかった。映画なんかでよく見かけるシカゴの黒人が集まる教会でおこなわれる異常に高いテンションで説教する司祭のような感じでした。帰国して早速DVDを注文しました。

PS. ライブの写真が無いので、コンフントのダンスフロアで撮った写真を貼っておきます。片隅に無造作に置かれたバタとシェケレが画になります。

キューバ その92007/02/03 16:23:08

Sabado de la rumba


コンフントの授業も無事終了し、その成果発表会ということで、毎週コンフントの中庭でおこなわれているSabado de la rumbaに参加させてもらった。地元の人や外国の観光客なんかが結構集まる有料のイベントだ。私の所属クラスの出し物はシェケレ。ダンスクラスのパフォーマンスは、結構長時間あるが、パーカッションクラスの発表は毎年短いそうだ。シェケレは、実質二分程度の演奏だった。写真は、ダンスクラスのサンテリアダンスのパフォーマンス。

この日の夜は、ホテルから歩いて行けるJazz Cafeにラテンジャズのライブに行く。知らないバンドだったが、一昨年の東京ジャズに来てた人たちらしい。演奏は、ラテンジャズと言うよりは、フュージョンのような感じでつまらないので、2~3曲聴いて途中で帰る。

キューバ その10 【おしまい】2007/02/09 04:24:02

Yoruba


今回初めてキューバを訪れたわけですが、非常に充実した時間を過させていただきました。アメリカの経済封鎖とか色々な問題はあるにせよ、人々は皆明るくそんな事は全く意に介さないところが素晴らしいです。また、異文化に迎合することなく自分達の文化をとても大事にしている事がよくわかりました。勿論経済的な豊かさに対する憧れのようなものは当然あるのでしょうが、それはそれとしてまたあっけらかんとしている所が、いかにもラテンな感じで良いです。是非また行ってみたいと思わせる魅力的な国です。

写真は、Los Munequitos de Matanzasのスタジオにある祭壇。厳かですね。