pina / ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(新宿バルト9 シアター1) ― 2012/04/28 14:21:19
昨夜、小糠雨降る深夜に新宿の映画館にpina / ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(http://www.youtube.com/embed/Nihr5yqcHGg)を観に行った。
深夜に映画を観るのは30年振りくらいだし、3D映像を映画館で観るのも初めてだ。今更ではあるが観たい映画がたまたま3Dでなかっただけのこと。
それはともかく、この映画は詩的で素晴らしい。
踊りに門外漢の私には、ピナの踊りの本質的な凄さは正直わからないが、そんな私が観てもその動きのしなやかさや美しさは充分に受止める事が出来る。特に表情が伴うコミカルな動きが結構お気に入りだったりします。
踊り手のモノローグでは、一つの動きを作り上げるまでの過程を垣間見る事が出来て、踊りという表現手段の奥深さを感じました。
監督のヴィム・ヴェンダースの映像表現も秀逸で、この作品を3D化した意図がわかるような気がします。
二時半過ぎに観終わって通りに出ると既に雨は上がっていた。
こんな時間にもかかわらず、通りを普段通り闊歩する人達が沢山いる。そんな眠らない街新宿は、いつもながらに賑やかです。
エンディング近くの好きなカット
↓
http://www.youtube.com/embed/XTGdeGY2YRU
最近のコメント