川繁(東京 神楽坂)2010/06/20 14:35:24

川繁(東京 神楽坂)


お気に入りの神楽坂みや川の近くにあるが未だ一度も訪れた事のない川繁という店に行ってみた。

オーダーは、うな重の松。

少し大きめのお重なので、うなぎが幾分小さく見えるが価格相応の大きさで肉薄。蒸し普通、焼き普通ですが、多少乾いた感じがします。蒸し加減の問題か多少骨っぽさも感じました。タレは、濃い目の関東風で後味がいつまでも口に残るタイプ。これは好き嫌いが分かれるかと思います。とにかく残念なのは、ご飯がよろしくない。米種によるものか炊き方によるものかは良くわかりませんが、とにかくパサついていて艶がないので食感がよろしくない。

肝吸いは、小さめの肝と三つ葉と白髪葱。ダシの塩梅は、濃い目です。まぁ、汗をかく程暑くなってきているので、このくらいの塩梅の方がいいのかもしれません。お新香は、奈良漬、胡瓜、大根、刻み白菜の四点盛。塩梅は、丁度よいかと思います。

全体的に関東風の濃い目の味付けで、暑い夏にはいいかもしれませんが、私には濃過ぎます。

反アート入門(椹木野衣 著)2010/06/28 23:50:56

反アート入門(椹木野衣 著)


まず始めに。 中々いい本です。

現代アートって一体何なんだ? 一見ガラクタみたいなモノが、作品と称して天文学的な金額で取引されるのは何故? そもそもアートって何?

と、いうような素朴な疑問をお持ちの方は一読される事をお薦めします。

わかり易い文体で、専門用語も限りなく控えめに書かれてありますので読み易いです。


「芸術には芸術の分際がある。」って帯のコピーがまたいいです。

本町うなよし(静岡県 三島)2010/06/29 21:25:35

本町うなよし(静岡県 三島)


今日は朝から雨模様で、とても蒸し暑い。そんな中、地下鉄東西線が
車両故障で1時間近く動かずゲンナリ…

そんなこんなで、午前中沼津で打合せを終え、取引先の方とお昼過ぎに三島にいた訳で、お昼にしようという訳で、ここは三島な訳で、うなぎにしようという事に。

訪れたのは、取引先の方が以前行った事があるという本町うなよし。

二階の座敷に案内され「うなどん」をオーダーすると大して待たずに運ばれてきました。

一見するにご飯の量が多過ぎです。うなぎの量は価格相応だと思いますが、ご飯が多過ぎるのでうなぎが小さく見えます。蒸し普通の焼き普通ですが、若干乾いた感じが残る点が残念です。タレは、甘めですが後を引くようなくどさはありません。ご飯は量もそうですが、正直よろしくありません。米種ではなく炊き方と炊き上がり時にキチンとご飯に空気を入れていない事が原因だと思います。粒立ちが良くなくツヤがありませんので、当然食感に影響します。

肝吸いは、肝、三つ葉のシンプルな具構成で塩梅も良く、私の好きな熱めで出して頂けるのはありがたいです。

お新香は、胡瓜、人参、大根の三点盛。漬かり具合も塩梅も丁度良くおいしく頂きました。

あと、山椒の香りが完全に飛んでいますので、新しいものに交換した方がいいかと思います。

まぁ、近隣の方が訪れる地元のお店といった感じでしょうか。