RON LIBERTADO

春なのに妙に肌寒い中、朝から本厚木近辺で打ち合わせ。お昼時本厚木駅付近にいたので、いつものご当地うなぎ巡りとうことで、うなぎの万田というお店に行ってみました。

持ち帰りも出来るお店は、路面に面した焼き場の横の入口から入ると焼き場に沿って奥の方にカウンターが並びカウンター奥の小上がりに机が二つとテーブルが二つだけのこじんまりしたお店です。店内は、多少雑然とした雰囲気です。

初めてのお店なので、お重の竹をオーダー。しばらくすると運ばれてきました。お盆にタレが少しついているのと箸袋がないのが気になりますね。どうでもいいようなことではあるんですが、以外にこういったところから店の姿勢とかが具間見えてくるものです。いいお店では、見た目ボロボロの器を使っていても丁寧に長く使われている事が自然と器から伝わってくるものです。そういうことを感じるか否かによって、食べる前からその店の良し悪しが決まるような気がします。

うなぎは、価格相応の大きさ肉厚で、蒸し深めで焼き普通です。但し皮目の焼きは弱めに入れてあるようで、皮目の食感が苦手の方にはどうかと思います。ご飯は、非常にパラパラ感のある固めの炊き上がりで炒飯にしても良さそうな感じです。タレは、甘めで多少後味が残る感ですね。私には、多少くどいかなと…

肝吸いの具は、肝・三つ葉・蒲鉾・麩で、ダシの塩梅も良いと思います。

お新香は、しば漬け・沢庵・胡瓜の三点盛で、自家漬のテイストですが、多少コクに欠けるかなと…

ということで、総括すると地方都市の一般的なうなぎ屋さんといった感じです。