小松弥助(石川県 金沢) ― 2008/07/15 23:45:18
昨夜に続き今日の昼も鮨。鮨を食べに来たので、別にいいのです。
以前から一度行ってみたかった金沢の名店「小松弥助」。ここは、70代後半のご主人が一人で切り盛りする有名店です。握るのはご主人のみですが、若い職人さんが二人ほどいました。10席ほどのカウンターとテーブル席が一つのみの店構えで、昼のみ営業しています。しかもほぼ連日予約で一杯なので、事前に予約して行った方が良いかと思います。
鮨は、小振りで握りは比較的ゆるめです。鯛の昆布〆やコハダが旨かったです。醤油で戴くものがあまり無く、塩や酢橘を軽く搾って戴くのが結構あって「調味料は、基本塩派」の私としては大変美味しく戴けました。追加で握ってもらったネギトロ巻は、当然その場でトロとネギを叩いて合わせるので、マグロの香りが大変良いです。
量的には、幾分少なめな感じなので、足りなければ好きなものを追加しましょう。
若い職人さんが、セッティングした小さなまな板を使うなり「音が違うと思ったら裏だな。」と言ってまな板をひっくり返されてました。素人目には、どちらが表かわかりませんでしたが、包丁を入れる音の違いで表と裏がわかるということなんですね。
ロン・ミュエック展(金沢21世紀美術館) ― 2008/07/15 23:58:26
金沢で鮨ばっかり食べてる訳にもいかないので、金沢21世紀美術館で開催中のロン・ミュエック展(http://www.kanazawa21.jp/exhibit/mueck/index.html)を観に行きました。
ハイパーリアリズムというグラスファイパーとシリコンからなる今にも動きそうなくらい非常にリアルな彫刻な訳ですが、その大きさは実物大のものが何一つ無く、非常に大きかったり、逆に小さかったりします。
作品製作のビデオが、二本ほど会場で流されていて両方全て観て、製作にいかに手間が掛かっているかということが良くわかりました。
写真は、先日Mobile Art in Tokyoで観たお気に入りの作品の作家Leandro Erlichの「スイミングプール」という金沢21世紀美術館を象徴するような体験型の作品です。
それにしてもイイ美術館です。金沢の人たちがホント羨ましいです。SANNAの設計もさることながらその運営方法もルーブルの館長を唸らせただけの事はあります。で、来年オープンするルーブルのランス別館もSANNAが設計するそうです。今後の日本の美術館のお手本となるべき美術館だと思います。素晴らしい。
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