六本木クロッシング 2010展:芸術は可能か?(森美術館) ― 2010/03/19 22:50:14
今夜は、明日から森美術館で開催される「六本木クロッシング 2010展:芸術は可能か?」(http://www.mori.art.museum/contents/roppongix2010/index.html)の内覧会に行ってきました。
六本木クロッシングは、日本のアーティストやクリエーターを三年周期で紹介する展覧会です。
今回のお気に入りは、相川勝の「CDs」という一見ただのCDショップの店頭のように見える面白い作品です。これは是非行って実物を観て聴いて作品を愉しんでください。ここで言っちゃうと面白味に欠けるので…
雨宮庸介の「わたしたち 2010年3月19日 - 2010年7月4日」は、ビデオインスタレーションとパフォーマンスからなる作品で、会期中の108日間パフォーマンスが観られるようです。チャンと内覧会からパフォってました。
志賀理江子の写真は、被写体そのものよりもその見せ方がユニークで、凄く引き込まれる不思議な魅力のある作品です。
会場最後の作品は、ダムタイプの名作「S/N」のパフォーマンス映像が流されていました。15年経過した今観ても全く色褪せないというかとてもクールです。35歳という若さで急逝した古橋悌二が、様々な社会的レッテルに対して問題を提起しています。この展覧会のサブタイトルにもなっている「芸術は可能か?」は、古橋悌二がこの作品の制作過程で生み出したテキストだそうです。
日本にもいい作家がいますので、興味ある方は是非観に行ってみてください。
最近のコメント