崩壊感覚(東京国立近代美術館) ― 2007/09/02 17:16:11
昨日に引き続き今日も生憎の曇り空。しかしながら降水確率は、低かったので自転車で皇居傍の東京国立近代美術館(http://www.momat.go.jp/Honkan/honkan.html)で開催中の「崩壊感覚」という展覧会に行ってみた。
今日は、第一日曜日とかで入館料は無料でした。まずはじめに所蔵作品展 「近代日本の美術」を観ました。4Fの明治・大正期の美術から2Fの現代美術まで、4F→3F→2Fと観ながら降りて来る訳ですが、まぁ、色々な名作といわれる作品が展示してありました。私のお目当ては、やはり2Fの現代美術フロアです。写真は、菅 木志雄の「景留斜継」という作品。作品全体が写真に収まり切れなかったので、一部分(下部)のみですが載せておきます。会場の最後を飾る「界延曲地」というトタンの波板の下部のみを打ち延ばし平板化した作品も中々味わい深く面白い作品です。
で、肝心の崩壊感覚ですが、写真による作品が多い中、以外にもシンプルなRoland Flexnerの作品(Untitled)が気に入りました。
朽ちていく姿というのは、何にせよ儚い感じがつきまといますが、その潔さもまたある種の凛々しさを感じさせたりする訳です。最後の力?はたまた自然の摂理なんでしょうか?
PS. ここに併設されてるレストランは、何故か石鍋裕氏プロデュースのクイーンアリス・アクアなので、昼飯でも食べていこうかと思ったが、店の外には年配のご婦人の行列、行列、また行列で断念。またの機会にしよう。今日は、自転車なので半ズボンに素足にスニーカーだしな… って、そんな事全然気にしてませんが…
最近のコメント