Melting Point(東京オペラシティアートギャラリー)2007/09/01 17:52:28

Melting Point(東京オペラシティアートギャラリー)


今日は、朝から生憎の曇り空。比較的気温も低いので、久々に散歩を兼ねて初台の東京オペラシティアートギャラリー(http://www.operacity.jp/ag/index.php)で開催中の「メルティング・ポイント」という展覧会を観に行ってみた。

家から普段よりゆっくりと歩くこと一時間ほどで東京オペラシティ(http://www.operacity.jp/)に到着し、早速3Fのアートギャラリーに行く。

今回の「メルティング・ポイント」は、ジム・ランビー、エルネスト・ネト、渋谷清道の3人のアーティストによるインスタレーション作品の展覧会だ。

まず会場に入るとジム・ランビーの作品フロアに圧倒されます。展示してある作品はもとより、床全面もZobopという作品になっています。お気に入りは、Psychedelic Soul Stickという作品で、アフリカ辺りの呪い師が使いそうな杖をベースに多色の糸などが巻き付けてあるものです。さりげなく壁に立て掛けてある展示方法もいい感じです。

で、次は、靴を脱いで観る展示になっている渋谷清道のフロアです。真っ白なフロアの中央部に茶室のような設えのこれまた真っ白な空間が用意されてあり屈まないと入れないような入り口を入ると天井に丸く大きな多数のスパイログラフ状のモチーフが切り絵の様に並べられ天井からの自然光を受け壁面に変化をもたらします。チョッと洗練され過ぎてて僕向きではないかも…

最後は、エルネスト・ネトの作品フロアです。12m四方のネットを二段にフロア全体に張ってあり上下二段のネット間がストッキング状の素材でつなぎ合わせてあるという作品です。下段のネットには、所々に穴が開いていてそこから顔を出して作品を眺めることも出来ます。中々面白い作品です。インスタレーション作品は、観る側がより作品に近づけたり、体感できたりすることで更に作品への理解が深まるものだと思うので、こういう作品は好きですね。

まぁ、言葉では、旨く伝わらないし、百聞は一見にしかずですので、興味がある方は是非行って体感してみてください。

で、併設されていたギャラリーの収蔵品展とProject Nと呼ばれる若手作家の作品をコリドーで紹介している展覧会シリーズ(今回は、田尾創樹)も観てきました。収蔵品展では、小嶋悠司の「穢土:生」が印象的だった。

田尾創樹の作品群は、手法的には、ニュー・ペインティングとか、ヘタウマなどと呼ばれる作品だと思いますが、どこかで観た事があるようでない、独自の世界観が醸し出されています。

崩壊感覚(東京国立近代美術館)2007/09/02 17:16:11

崩壊感覚(東京国立近代美術館)


昨日に引き続き今日も生憎の曇り空。しかしながら降水確率は、低かったので自転車で皇居傍の東京国立近代美術館(http://www.momat.go.jp/Honkan/honkan.html)で開催中の「崩壊感覚」という展覧会に行ってみた。

今日は、第一日曜日とかで入館料は無料でした。まずはじめに所蔵作品展 「近代日本の美術」を観ました。4Fの明治・大正期の美術から2Fの現代美術まで、4F→3F→2Fと観ながら降りて来る訳ですが、まぁ、色々な名作といわれる作品が展示してありました。私のお目当ては、やはり2Fの現代美術フロアです。写真は、菅 木志雄の「景留斜継」という作品。作品全体が写真に収まり切れなかったので、一部分(下部)のみですが載せておきます。会場の最後を飾る「界延曲地」というトタンの波板の下部のみを打ち延ばし平板化した作品も中々味わい深く面白い作品です。

で、肝心の崩壊感覚ですが、写真による作品が多い中、以外にもシンプルなRoland Flexnerの作品(Untitled)が気に入りました。

朽ちていく姿というのは、何にせよ儚い感じがつきまといますが、その潔さもまたある種の凛々しさを感じさせたりする訳です。最後の力?はたまた自然の摂理なんでしょうか?

PS. ここに併設されてるレストランは、何故か石鍋裕氏プロデュースのクイーンアリス・アクアなので、昼飯でも食べていこうかと思ったが、店の外には年配のご婦人の行列、行列、また行列で断念。またの機会にしよう。今日は、自転車なので半ズボンに素足にスニーカーだしな… って、そんな事全然気にしてませんが…

COLLINA PICCOLA(東京 若松河田)2007/09/04 19:36:20

COLLINA PICCOLA(東京 若松河田)


出先からの帰宅途中、地下鉄に乗りながら久々にパスタが食べたいなぁ、などと思い若松河田にあるトラットリアCOLLINA PICCOLA(コリーナ・ピッコラ)に行った。

今日も暑いので、メッシーナ(イタリアビール)で喉を潤し、焼茄子とモッツァレラのトマトソースのパスタをオーダー。

どうしようもなく捻りの無い感想ですが、旨いです。焼茄子とモッツァレラの組み合わせも中々相性が宜しいようです。メッシーナも柔らかい喉越しでありながら程よく切れがあり旨いです。

ここのパスタは、全種制覇したいですね。

うなぎの不思議展(船の科学館)2007/09/08 23:58:49

うなぎの不思議展(船の科学館)


先日出張の際にふと目にした雑誌広告に紹介されていた「うなぎの不思議展」というのを観に台場にある船の科学館(http://www.funenokagakukan.or.jp/)に行ってみた。毎度の事であるが、今回も例によって自転車です。外苑東通り→新宿通り→内堀通り→晴海通りと走り勝鬨橋を渡って黎明橋を渡ると豊洲に抜ける新しい橋が架かっていましたので、初めて利用してみました。以前は、東雲経由で東側から回り込んで走らないと台場に行けなかったのですが、便利になったもんです。

船の科学館の常設展示場は、美術館と違ってやたら子供が多くてうるさいですが、流石うなぎの不思議展には、あまり子供も寄り付かないようでゆっくり見学できました。

様々なうなぎ情報の中、気になったのが江戸前大蒲焼という江戸時代の旨いうなぎ屋の番付表です。いつの時代にもうなぎファンがいる事が改めて分かりチョッと嬉しくなりました。

名古屋今井屋本店(名古屋)2007/09/13 23:47:07

名古屋今井屋本店(名古屋)


今日は名古屋にいますので、7月に一度行った名古屋駅前のミッドランドスクエア内にある比内地鶏を出す「名古屋今井屋本店」に再び行ってみました。

前回は、定番の親子丼をオーダーしましたので、今回は、お昼のメニューの最高峰「究極の親子丼 比内地鶏今井丼」なるものをオーダーしてみました。

まぁ、どこの店でもそうでしょうが、屋号を冠するメニューはとにかく自信のある料理と判断して間違いないと思います。これが、美味しくなかったら二度と行くことは無いでしょう。というか、行く必要も無いでしょう。

出てきた今井丼は、流石に究極とうたうだけあって鶏肉の食感といい香りも非常に良いです。一度炭で軽く炙ってから卵とあわせている調理方法は、通常の親子丼と変わりませんが、肉質の差異を感じました。あと鶏のスープも濃厚でコクがあるけれどもしつこくなくとても旨かったです。

比内地鶏をじっくり味わいたい場合は、この究極の親子丼は中々いけます。チョッと昼飯には高いのが難点だ。