お正月の過ごし方2007/01/02 23:27:04

土方巽


今回のお正月は、TV番組など一切観ず、当然の如くお参りにも行かず、基本的に自宅に引きこもり一日中

音楽鑑賞→読書→映画鑑賞

を繰り返し、充実した時を過ごしている。
私の場合、このような事に日頃中々時間が取れない事を一番のストレスと感じているのかも知れない。そういう意味では、多少不健康にみえるが、良い休日の過ごし方といえそうだ。

元来あまり読書家ではない方だが、気ままに興味のあるものに限ってたまに読む。今回もたまたま読んでいたものに舞踏家土方巽氏の60年代後期の対談記事の抜粋が載っていた。非常に共感できる一節があったので載せておきます。

「子供というのは、欲望がいっぱいあるし、感情だけをささえに生きているために、できるだけはぐれたものにであおうとする。ところが大きくなるにしたがって、自分のはぐれているものをおろそかにして、他人との約束ごとに自分を順応させる。それではぐれていない、と過信してしまう。飼いならされてしまうわけですね。」

飼いならされちゃぁ、ダメですね。