チャロー!インディア インド美術の新時代(森美術館) ― 2008/11/21 23:56:15
今日は、明日から六本木の森美術館で開催されるインドの現代美術展「チャロー!インディア」(http://www.mori.art.museum/contents/india/index.html)の内覧会&レセプションに伺った。
インドの現代美術作家と言われてもシルパ・グプタやニキル・チョプラくらいしか知らない門外漢の私にとっては、インド作家の作品を一度に沢山観る事の出来る貴重な展覧会です。
今回特に印象に残ったのは、やはりシルパ・グプタのインタラクティブな映像インスタレーション作品「無題(シャドウ#3)」でした。最初から最後まで、子供のように参加してしまいました。
A・バラスブラマニアムの壁にのみ込まれている感じの不可視な彫刻作品は興味深かったです。こういった極めて抑えた感じの作品は、見逃せません。
アシム・プルカスタヤのガンディーの切手と紙幣を題材にした風刺的な作品も中々面白かったです。
ヘマ・ウパディヤイのムンバイにあるアジア最大のスラム街「ダーラヴィ」の巨大なジオラマは、六本木の夜景の見える大きな窓の上部を覆うように展示されていて六本木の夜景とダーラヴィのジオラマがオーバーラップするように展示されています。この作品は、日が落ちてから観た方がいいかもしれません。
ということで、やはりインドは深いなと改めて思った次第です。
来年の三月中旬までやっていますので、会期中また何度か訪問すると思います。
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